We will Rock You や、MAMMA MIA以降増えている歌手をモデルにしたミュージカルが、ロンドンにもあり、やはりというか、メモリアルステージになっていた。
実際のミュージカル自体も頭に、黙祷をしたらしい。
これは、昨日の14時ぐらいの事なので、土曜日の今日はもっと派手になっているかも。ピカデリーサーカスなので後でまたチェック。
ミュージカルも観たいと思っていたけど、ちょっと無理ですね。これでは。
ダイアナが死んだときは、L.A.のドミトリーでイギリス人のマネージャーとTVを観たし、今回もイギリスで同じような体験をしている。Eastendにいるので、当然というか一日中どこかからマイケルの歌が聞こえていた。
Westendでも聞こえていたが、モスクのある東ロンドンでの私的なメモリアルとは勿論違う。
観光客の財布を空にするために作られたような街なので、オーナーの個人的なムードが関わらない様な店舗の場合はもちろん感傷ムードを盛り上げてなんか買わせようと云うわけだおそらく当分の間、Thriller Liveのチケットはびっくりするような値段で取引される事だろう。
ロンドンでは、7月13日からO2での半年以上の大規模で非常に長いマイケルジャクソンのライブツアーが予定されていた。
http://www.michaeljacksonlive.com/
50回にも及ぶロングステージのリハーサルで、マイケルの体調は正直芳しくなかったらしい。
日本と違い流行から入ってもすぐに個人的な趣向になるイギリスでは、けっしてマイケルも忘れられた存在ではなかった。多くの観衆が期待し、ステージは一瞬で完売したわけだが、体調の事は割と有名で、みな自分のステージの最中にマイケルが突然倒れて死ぬという、劇的な瞬間を、どこかで期待していたんじゃないかと思う。ゾンビもののスリラーの映像が彼の死と共に何度もテレビに出るのは、なんとも皮肉。
iTuneで観てみると、英国や米国だけでなくフランスなどヨーロッパの国のtopアルバムはほぼマイケル一色になっているが、日本だけでなくいくらかの、iTune上で音楽販売をおこなっているアジア&オリエンタルのランキングを観ると、知らない名前ばかりだった。
マイケルの急死はアジアでは単なる情報でしか無く、5年後の日本では、「マイケルってだれ?」という若者だらけになるだろう。
←舞台の様子(やっぱり最近はみんな録画しちゃうのね。)
スリラー・ライブ
http://www.youtube.com/watch?v=qaE6ovMhCUQ&hl=ja
http://www.youtube.com/watch?v=pJY5SypTFHQ&feature=related
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