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6.29.2009

なんで7月12日なんだ

当日は、学習院大学の目白キャンパスで、アニメーション学会の理論・歴史研究部会が14-17まで

重なって東京藝大では馬車馬エッジズが16-18
http://animation.geidai.ac.jp/pd2009/index.html


と、重なっている。
前者は、 実際の動きに対して起こった動きへの興味と記録が、アニメーション的になっているという、実に興味深い話。
後者は、オスカーで一躍有名となった、アニメーションスタジオ「ROBOT cage」の野村さんの話。
どちらも、とっても興味深いが、まずは、先に始まっている方から行こうかなぁ…。

学会の方は基本的に会員用ですが、非会員でもまったく大丈夫なので、興味のある人は問い合わせてみてください。

ちなみに、当日は、関西でもイベントがある。
おや?ジャクリーヌさんいつの間にか関西に行っていたのね?
芸術論、美学&マンガの文化論からよばれたのだろうけど、アニメーションの研究に参加してもらいたい人。一度しかあってませんが、僕の知っている中では、数少ない、まともに「表現」について、日本語で語れる人です。

【タイトル】「アニメと映画学~研究の新動向」
京都精華大学教授のジャクリーヌ・ベルント先生をゲストにお迎えして、最新のご研究についてご講演いただくとともに、アニメーション研究と映画研究の最前線についてパネルディスカッションを行います。

【プログラム】
2009年7月12日(日)
14:00 開会の挨拶・趣旨説明・パネリスト紹介
14:10-14:40 橋本淳(花園大学文学部創造表現学科非常勤講師)「『七人の侍』概論―その生成と批評」
14:45-15:15 ジャクリーヌ・ベルント(京都精華大学マンガ学部教授)
「アニメと「映画」の学―『七人の侍』と『サムライ7』を例に」

15:30 パネルディスカッション「アニメと映画学~
研究の方法論について」
パネリスト ジャクリーヌ・ベルント、橋本淳、今井隆介(花園大学文学部創造表現学科専任講師)
17:00 閉会の挨拶
17:30 懇親会(有料。創造表現学科の新入生歓迎会と合同で行います。)

【場所】花園大学拈花館(ねんげかん)2階202講義室
大学へのアクセス方法につきましては下記ウェブサイトをご参照く
ださい。
http://www.hanazono.ac.jp/access/around
「2009年2月完成・新校舎」と示されている地点が拈花館の建物になります。
最寄り駅JR嵯峨野線「円町駅」より丸太町通りを西へ徒歩8分です。
【参加費】学会員、一般参加者ともに無料(ただし懇親会は有料)


【問い合わせ先】
E-mail: r-imai(a)hanazono.ac.jp←(a)を@に置き換えてください。/ Tel: 花園大学 075-811-5181(代)



●日本アニメーション学会 理論・歴史研究部会
日時:7月12日(日) 14時~17時頃まで
場所:学習院大学目白キャンパス 東1号館 8階 801号室
最寄駅:JR山手線 目白駅
http://www.gakushuin.ac.jp/mejiro.html

内容:
1)上映

『Shiryaev: A Belated Premiere』
(2003、 60分、監督:Viktor Bocharov、使用言語:英語、字幕無し)

概要:
ロシアのバレリーナであり教師でもあったアレクサンドル・シリャーエフ(1867-1941)は、
映写機を用いたダンスの動きの記録と研究を行っていた。彼のその情熱はいつしか、ドローイングや人形を用いることによるダンスの動きの抽出とその再生、つまりアニメーション制作へと向けられていくことになった。1995年に発見された素材をもとにして、シリャーエフの生涯と彼が1906年から1909年にかけて制作したアニメーション作品(つまりスタレヴィチよりも先である)について概説するドキュメンタリー映画。

2)研究発表
1960年前後の日本におけるアニメーションについての文化思想史的考察・試論」
(木村智哉/千葉大学大学院 社会文化科学研究科(博士課程))

概要:
日本における1960年前後の10年余りは、
アニメーションにとって一つの変革期となった時代と言える。おとぎプロ、東映動画、虫プロなどの設立や、「アニメーション3人の会」の活動など、多彩な動向が見られたこの時期に、アニメーションという文化・表現を巡る認知や価値観はいかに変容し、また時に相互の葛藤を見せていったのだろうか。
本報告では、この点について
・海外アニメーション作品の紹介とその影響
・前衛芸術家による映像制作への着目
・映画からテレビへのメディア転換
・各商業製作スタジオや個人作家たちの、それぞれの方法論の相違
・受容者にとってのアニメーション認識などの要素を踏まえ、各作品、制作者の言説、評論などの資料を適宜用いつつ多角的な考察を試みる。


申し込みアドレス:parnassius00(a)yahoo.co.jp ←(a)を@に変えてつかってください。
ご質問等がありましたら、同じアドレスでお願いいたします。

6.26.2009

追悼

We will Rock You や、MAMMA MIA以降増えている歌手をモデルにしたミュージカルが、ロンドンにもあり、やはりというか、メモリアルステージになっていた。
実際のミュージカル自体も頭に、黙祷をしたらしい。

これは、昨日の14時ぐらいの事なので、土曜日の今日はもっと派手になっているかも。ピカデリーサーカスなので後でまたチェック。

ミュージカルも観たいと思っていたけど、ちょっと無理ですね。これでは。

ダイアナが死んだときは、L.A.のドミトリーでイギリス人のマネージャーとTVを観たし、今回もイギリスで同じような体験をしている。Eastendにいるので、当然というか一日中どこかからマイケルの歌が聞こえていた。
Westendでも聞こえていたが、モスクのある東ロンドンでの私的なメモリアルとは勿論違う。
観光客の財布を空にするために作られたような街なので、オーナーの個人的なムードが関わらない様な店舗の場合はもちろん感傷ムードを盛り上げてなんか買わせようと云うわけだおそらく当分の間、Thriller Liveのチケットはびっくりするような値段で取引される事だろう。

ロンドンでは、7月13日からO2での半年以上の大規模で非常に長いマイケルジャクソンのライブツアーが予定されていた。
http://www.michaeljacksonlive.com/
50回にも及ぶロングステージのリハーサルで、マイケルの体調は正直芳しくなかったらしい。
日本と違い流行から入ってもすぐに個人的な趣向になるイギリスでは、けっしてマイケルも忘れられた存在ではなかった。多くの観衆が期待し、ステージは一瞬で完売したわけだが、体調の事は割と有名で、みな自分のステージの最中にマイケルが突然倒れて死ぬという、劇的な瞬間を、どこかで期待していたんじゃないかと思う。ゾンビもののスリラーの映像が彼の死と共に何度もテレビに出るのは、なんとも皮肉。

iTuneで観てみると、英国や米国だけでなくフランスなどヨーロッパの国のtopアルバムはほぼマイケル一色になっているが、日本だけでなくいくらかの、iTune上で音楽販売をおこなっているアジア&オリエンタルのランキングを観ると、知らない名前ばかりだった。
マイケルの急死はアジアでは単なる情報でしか無く、5年後の日本では、「マイケルってだれ?」という若者だらけになるだろう。


←舞台の様子(やっぱり最近はみんな録画しちゃうのね。)
スリラー・ライブ
http://www.youtube.com/watch?v=qaE6ovMhCUQ&hl=ja
http://www.youtube.com/watch?v=pJY5SypTFHQ&feature=related

6.25.2009

ルーマニアから帰英

帰ってきました。写真がいっぱいありますが、これからRCAのディグリーショウに行くので、細かは後ほど。

6.21.2009

今年もイギリス

到着です。あとで、写真もUPしますが、昨日から到着しています。
まぁ、明日からはルーマニアなので、ロンドンでやる事はあんまり無いのですが…。

6.19.2009

明日から、イギリス


さてさて、明日からはまたイギリスです。
去年は、Kingston Univeristyの卒業展にあわせたのですが、そうすると、RCAの方はdegree show part1が観れるタイミングでした。
今年は、RCAのpart2に焦点を定めたので、他は見れずかな?
左の写真は、去年のdigree showの正面。
RCAの正面にあるRoyal Albert Hallあたりからの写真です。SHOWのHの下の空間が丁度入り口になっていたのですが、トラックが停まっていて残念ながら、写真は撮れず。

Part1 は、fine Artの学科のdegree showで、版画とか絵画とかですが、part2は、もっとデザインが入っているモノになります。
illustration, interaction design(ex-CRD), industrial design, product designなど色々ですが、animationもその一つ。アニメーションやイラストレーションは、Kingstonの方が全体的には楽しめるのですが、クオリティは、やっぱり全然違うねぇ。

6.17.2009

渡英準備中

毎年の事なので全然緊張感がありませんが、週末から渡英です。前2日間は関西で仕事なので、今日中に準備を終わらせる必要があるけど、ん?携帯電話が見つからないぞ!
いつも通りに、何かを忘れて行く事になると思います。

まぁ、まぁ、最悪PCとスケッチブックだけあれば、何とかなるんですが。

6.16.2009

カメラを買った


アニメーションを撮影していると、ムービーカメラだったら一回設定したらそのまま撮影出来るような5秒間(120フレーム)を、一コマ毎に設定し直す事があります。ピントやパン、露光などを、フレーム単位で変化させなきゃならない為ですが、おかげである程度までなら、自然とカメラの設定に詳しくなります。
フォーカスもマニュアルの効くFujiのFinepix 9000sを持っていて、色々と重宝していますが、それはアニメーション撮影の時の話で、外に持って行くにはちょっと不便。基本的にカメラ小僧ではないので、カメラだけで鞄が半分埋まってしまうのには、ちょっと抵抗があります。普段から鞄に忍ばせるサイズではないですね。
数ヶ月前に友達がライカのカメラを買って随分とご満悦だったのを忘れられず、丁度週末から渡英&ルーマニア行きである事もあり、購入してしまいました。

買ったのは、すでに発売から2年たつのに根強い人気のRICOHの GR DIGITAL II。一緒にワイドレンズも買って、早速近所で撮影してみました。写真は、目黒川です。(中目黒の少し北側。)ご満悦です。あー、お金使っちゃったなぁ。

6.13.2009

業務連絡

6月20日から7月1日までの間、日本にいません。
基本的に、毎年恒例の渡英です。今年は、さらにロンドンからルーマニアのクルージュにも行って来ます。まだロンドンにいた頃からずっとお世話になっている、ルーマニアの現地伝道をしている川井先生が、やっぱり毎年日本に来るのですが、先日来ていた時に、行くことに急遽決まりました。安いけど、忙しいヨーロッパの航空会社を使うんですが、落ち着いてきたなぁと思ったのに、このタイミング、インフルエンザ世界大流行!フェーズ6です。
怖くはないけど、物理的に大丈夫かなぁと色々と心配。
まぁ、大丈夫でしょう。

私が洗礼を受けたロンドンの日本語キリスト教会 LondonJCFに今年は2回も行ける。
勿論それにあわせたわけですが、ロンドンに到着して、その日には、いた頃に世話になった人の所に挨拶に行って、翌日が早速礼拝。翌日の月曜日から、木曜日までルーマニアで、帰ってきたら、母校のRCA(Royal College of Art) で卒業展が始まるのでそちらに参上。週末にはまた礼拝ですが、教会のBlogをみてみると、どうもその翌週には青年会まであるみたい。おいおい。それに参加しちゃったら、それでもう帰国だよ。密度濃いなぁ。ルーマニアではさすがにしますが、基本的に観光は無しかも。まぁ、10年以上住んでいた所なので、別に行くところはそれほど無いんですが…。(観光と云うより、知った店に買い出しに行くだけかも。)

ただし年末の景気の恐ろしい落ち込みのため、雰囲気が色々と変わっているんじゃないかと、ドキドキしています。絶対つぶれそうに思えない王室御用達のWedgwoodまで潰れたし、住んでいた周りの小さな店も色々と変わっているんでしょうね。うーん。